【櫻井翔&広瀬すずの新ドラマ】ネメシスⅠ、Ⅱ 著者:今村昌弘&藤石波矢
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回、2021年4月11日からドラマ放送される「ネメシス」1巻、2巻読み終えたので書評書いていきます。
本が少し先駆けて出る。(脚本に近いです)
↓
後追いで、ドラマが放映される。
(話は本とドラマ一緒っぽいです)
中々、例にない「ドラマ+書籍の連動型エンタメ形態」かなと思いますので期待できます
話の内容はキャッチーな笑えるミステリー物語です。
ミステリーとしても、しっかり構成された作品ですので、ぜひドラマ&書籍、両方見て頂くことをオススメします。
以下内容詳細です。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
目次
☆ネメシスⅠ、Ⅱ
著者:今村昌弘&藤石波矢
ネメシスⅠあらすじ
横浜に事務所を構える探偵事務所ネメシスのメンバーは、お人好し探偵の風間(櫻井翔)、自由奔放な助手アンナ(広瀬すず)、そしてダンディな社長の栗田(江口洋介)の三人。
そんなネメシスに大富豪の邸宅に届いた脅迫状の調査依頼が舞い込む。
現地を訪れた風間とアンナが目にしたのは、謎の暗号と密室殺人。
そして無駄に長いダイイングメッセージ?!
ネメシスⅡあらすじ
※Iを読めばもっと楽しめます
探偵事務所ネメシスを訪れた少女の依頼は、行方不明の兄の樹を探すこと。
探偵風間と助手のアンナは、道具屋の星の力を借り、振り込め詐欺に手を染めた彼を捜索する。
しかし、ようやく見つけた樹は、血濡れたナイフと死体を前に立ち尽くしていた。
ネメシスのメンバーは二転三転する真相を見抜き彼を救う事ができるのか?
本冊特徴
本誌の特徴として、Iを今村昌弘さん、Ⅱを藤石波矢さんそれぞれ別の作家が話を書きあげている所が特徴の一つとして挙げられます。
勿論、一つの物語なので、作品全体のテイストや設定は決められたものですが、実際読み進めていくと、それぞれの作家さんの特徴が垣間見えておもしろかったです。
今後、ドラマが終わるまで毎月発売する予定なので、同じ物語でも各作家さんの違いを楽しみながら毎月読んでいきたいと思います
面白かったポイント
1:「ミステリー、ミステリー」してなく、コメディ要素も含んでおり読んでいてクスッとする場面が多かったです。
(逆に言うとガッツリ系のミステリーが好き方はあまり楽しめないかもしれません)
ドラマのHPに「極上のミステリーエンタテイメント開幕」と書かれている意味が読み終えた今、なんとなく理解できます。
2:主人公以外の登場人物が魅力的。
所謂、脇役の人も特徴の癖が凄く、本冊ではスピンオフという形で脇役の物語も書かれているのですが、普通に楽しめました。
むしろ、一番面白かったです(笑)
本誌で出てきた人はドラマでは誰が演じるのか今から非常に楽しみです。
本作はボリュームもそこまで多くないのと、短編集を集めたような物語で構成されておりサクサク読めるので、幅広い方にお勧めしたい一冊です。
最後に
ドラマの予告を見た感想ですが、櫻井翔はやっぱり櫻井翔君だなー(伝われ)
江口洋介また渋くなったなー、広瀬すずの可愛さは正義だなーと思いつつ見ました(笑)
とりあえず、本は毎月買ってリアルタイムで追いかけます。
そして、読んだ感想は随時このブログにまとめていければと思ってます。
【社会派医療ミステリー小説】ラスプーチンの庭 著者:中山七里
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回は犬養隼人シリーズ最新作の「ラスプーチンの庭」を読み終えたので感想書いていきます。
犬養隼人は個人的には、かなり好みの主人公です。
特段の推理力などやカリスマ性があるわけではなく、己の足で事件を解決する様は一般ピープルの私にとっては非常に共感を持てるからです。
ドクターデスの遺産で映画化もされたので、ぜひ多くの人に犬養隼人の作品を見て頂きたいです。
以下内容詳細です。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
目次
☆ラスプーチンの庭
著者:中山七里
あらすじ
死んでも忘れない。
いつか必ず仕返しするんだから。
中学生の娘・沙耶香を病院に見舞った警視庁捜査一課の犬養隼人は、沙耶香の友人の庄野祐樹という少年を知る。
長い闘病生活を送っていた祐樹だったが、突如自宅療養に切り替え退院することに。
しかし一か月後、祐樹は急死。
犬養は告別式に参列するが、そこで奇妙な痣があることに気づく。
同時期に同じ痣を持った女性の自殺遺体が見つかり本格的に捜査が始まる。
やがて【ナチュラリー】という民間医療団体に行き当たるが・・・
書評
本作品はミステリー的な要素を楽しむというより、自由診療の闇を描いた作品のテイストを楽しむことに趣を置いた作品かなと思いました。
自分が、もしガン治療でつらく、しんどい長期医療を受ける立場だったら、どうするか?というのを想像しながら読むと、それぞれの登場人物の情景や心情が理解できて楽しめる作品かなと思います。
自由診療の闇とうまくミステリー要素と絡めた作品で
人というのは脆く、単純なんだなというのがよく描かれています
そして、毎回思うのがタイトルが変わり種だけど、絶妙に的を得ている・・・
最後に
最近、中山七里さんの作品を読んでいなかったので久々に楽しめました。
改めて思ったことは普段ミステリー本を読まない人には中山七里さんの作品は非常にオススメだなということです。
物語がシンプルでサクッと読めるというのと、シンプルな物語構成の割にはトリックや仕組まれた真実がしっかり作り込まれており作品を楽しめるからです。
それに作品数が半端ないので、好みに合わせて作品を選択できます。
ぜひ、そこのあなた、もし中山七里さん作品を読んでいなかったら、騙されたと思って読んでみてください。
【ドラマ「24」並みのハラハラミステリーサスペンス小説】誘拐遊戯 著者:知念実希人
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回は知念実希人さんの「誘拐遊戯」を読み終えたのでレビュー書いていきます。
どんでん返し×2のサスペンスミステリー。
海外ドラマの「24」を視聴している感じのハラハラドキドキ感でした。
(ちなみに24は本気で面白いので見てください)
知念さんは、医療ミステリーのイメージが強いですが、このような作品も描けるんだと改めてポテンシャルの高さに感嘆しました。
以下内容詳細です
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
目次
☆誘拐遊戯
著者:知念実希人
ゲームマスターからの挑戦状。
愛する人を守れるのか?
東京・白金で暮らす女子高生が誘拐された。
身代金は5000万円。
犯人を名乗るのは、4年前の女子中学生誘拐殺人事件の犯人「ゲームマスター」。
交渉役には元警視庁刑事・上原真悟を指名。
ゲームマスターのミッションを果たすべく、上原は池袋、豊洲、押上など東京中を駆け回るが・・・・
レビュー
まさか、まさかの結末でした。
もしかしたら「あ、もう終わり?」と思われる結末と感じる読者もいるかもしれませんが、個人的に言うと、本物語の結末は自分好みでした。
誘拐殺人を繰り返す「ゲームマスター」は誰なのか?というのが話のポイントになってきます。
どんでん返しが、とにかくヤバい。
「お前ゲームマスターだったのか」という1回目の軽い衝撃から、「お前ゲームマスターだったのか!!!!!!」という2回の重い衝撃が来ます。
まさに衝撃の結末です。
これは読む前のハードルを上げても良い結末です。
全体的に話のテンポも良く読みやすく、ゲームマスターと主人公の攻防は読んでいてハラハラしました。
サクッと読めるオススメの一冊です。
最後に
「24」のサイト見てたら「24」観たくなりました
(書くことなかった・・・)