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アンソニー・ホロヴィッツの今後の作品予定一覧

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アオシュウです(@aoshudesu

 

カササギ殺人事件」の続篇「ヨルガオ殺人事件」を読み終えてレビューブログ書いていたのですが完成間近でデータ消えたので、やる気なくなったので、今後のアンソニーホロヴィッツの作品刊行予定をまとめてみました。

 

なお「ヨルガオ殺人事件」は本当に面白かったです。

 

ミステリーのギミックはいろいろありますが「犯人は誰か?」というのが基本であり、一番楽しめるというのを再認識させられました。

 

現代のフーダニット作品でトップクラス作品間違いなしです。

アガサクリスティー好きの読書家は是非読んでみてください。

 

【アンソニーホロヴィッツの今後の刊行予定】

 

目次

 

ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ

一作目「メインテーマは殺人」

二作目「その裁きは死」

三作目「A Line To Kill」邦題未定 2021年8月にイギリスでは刊行済

→日本で発売を決定しています。

個人的には2022年2月あたりに邦題の発売と予想しています

 

007シリーズ

2022年刊行予定

 

カササギ殺人事件」「ヨルガオ殺人事件」の続篇および今後について

ちなみに「カササギ殺人事件」はドラマ化が決定したそうです。

脚本は勿論アンソニーホロヴィッツ

放映日やキャストは未定ですが個人的に一番の楽しみです。

 

カササギ殺人事件」「ヨルガオ殺人事件」の続篇について

 

結論・・・・

 

著者は描く気は満々らしいです。

 

勿論、大人の事情などもあるので実際刊行するかは分かりませんが、スーザンやアティカス・ピュントにまた会えることを楽しみにしながら待ちたいと思います。

 

次はどんな展開で予想を超えてくるのだろう・・・

 

 

 

 

【この悪女に気をつけろ】嗤う淑女 著者:中山七里

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「悪い女には気をつけろ」

 

まさにこの言葉は、この蒲生美智留のためにある言葉と言っても過言ではない。

 

すべては計算内。

あなたもこの悪女に騙されること間違いなし

 

以下内容詳細です

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

目次

 

☆嗤う淑女

著者:中山七里

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嗤う淑女 (実業之日本社文庫)

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あらすじ

最恐のダークヒロイン降臨

蒲生美智留は女神か、悪魔か?

 

中学時代いじめと難病で絶望の淵にいた、野々宮恭子は従姉妹の蒲生美智留に命を救われる。

 

美貌と明晰な頭脳を持つ彼女に心酔する恭子だが、それは破滅の始まりだった。。。

 

名誉、カネ、性的衝動、妖しく成長した蒲生美智留は、標的に捉えた人々の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせる。

 

連続する悲劇の先に待つのは?

 

シリーズ2弾

 

シリーズ3弾

 

こちらの中山七里さんの淑女シリーズの第一弾作品になります。

気になる方はぜひシリーズ通して読んで見てください。

 

レビュー

清々しくなる程の悪女とその被害者目線で描かれた物語です。

 

話のメイン進行としては蒲生美智留の口車などにうまく乗せられ破滅に自ら自分自身を追い込んでいく様を描かれている作品仕様となっています。

 

どんどん周りが見えなくなって墜ちる姿、病的に蒲生美智留を信仰していく姿が現実でも、あり得そうな感じで恐かったです。

 

「人間って複雑そうに見えて意外に単純なんだな」というのが痛感できる作品になっています。

 

ありとあらゆる人を手のひらで転がし破滅に追い込み、ラスト世間でさえ驚きの方法で手玉にとる姿は必見です。

 

余談ですが、私も詐欺にあったことがあります。

 

今考えると、すごいバカで「何であんな詐欺になんか引っ掛かるのかな」と思うのですが、、、

 

人って自分が思っている何倍も簡単に騙されます

もし詐欺にあった話、需要あれば別途まとめたいと思います(笑)

 

最後に

この淑女シリーズけっこう売れているみたいです。

 

ぜひミステリ好きにはこの悪女の生き様を読んでほしいですね。

 

早速2作目の「ふたたび嗤う淑女」を読みたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【天久鷹央の事件カルテ最新作】久遠の檻 著者:知念実希人

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やっとでた天久鷹央シリーズ最新作「久遠の檻」を読み終えたので読了レビュー書いていきます。

 

すべての天久鷹央の事件カルテシリーズを読んだわけではないですが、トリックや謎性は本作が一番好みでした。

 

本作を一言でいうと「事件の外見が奇怪に見えれば見えるほど、その本質は単純なものだ」というシャーロックホームズの名言がピッタリかなと思われる作品です。

 

ぜひその「単純」に驚愕してください。

 

以下内容詳細です

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

目次

 

☆久遠の檻

著者:知念実希人

f:id:syugo5:20210908173855j:plain

 

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あらすじ

美しいままの少女。

不老不死の謎に挑む。

 

かつてアイドルとして芸能活動をしていた少女、楯石希津奈。

 

十五年以上の時を経て彼女が全く同じ容姿で現れたことに驚いた精神科部長の墨田淳子は、統括診断部の天久鷹央に診察を依頼する。

 

だが検査しようとした矢先、父親が現れ希津奈は連れ去られてしまう。

 

ミイラ化した死体。

自殺からの復活。

相次ぐ不可思議な現象の真実とは?

 

レビュー

今回は天久鷹央VS不老不死少女です。

 

ファーストインパクトが凄く、読者の目を引く題材となっております。

 

ファーストインパクト通り、マンガで見るような死者の復活、不老など説明がつかない事象が次々出てきます。

 

本当に少女が不老不死ではないかと思い始めても可笑しくないぐらい作り込みが細かいです。

 

ただ天久鷹央の事件カルテ読者なら分かると思うが、そこは問屋が卸さない。

 

天久鷹央が医療の知識を駆使し事件を驚かせる展開に持っていきます。

 

VS不老不死少女というインパクトが強い題材の裏にしっかり医療的エビデンスが組み込まれており、納得できる展開に「なるほどね~」が止まらなくなること間違いなしです。

 

これまで知念作品になってきた、お医者さんもカメオ出演するので往年の知念ファンも必見です。

 

最後に

今回もしっかりコメディー展開が作中に散りばめられており読みながら「クスクス」すること間違いなしでしょう。

 

天医会総合病院の統括診断部のメンツは最高です。

次の新作は来年の夏だろうか?

それも楽しみです。