【Anotherシリーズ最新作】Another2001 著者:綾辻行人
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回は人気シリーズ「Another」の最新作「Another2001」を読み終えたのでレビュー書いていきます。
普段、通勤とか仕事の昼休憩に読書をしているので本はよく持ち歩くのですが、本書はかなりゴツイので本当に重かったです。
小学生の時、国語辞典を持ち帰る気持ちを思い出しました。笑
そんなボリュームたっぷりの一冊。
読み終えたら「そういうことか」とため息が出る良作でした。
以下詳細です
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目次
☆Another2001
著者:綾辻行人
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あらすじ
始まってしまった。
そんなはずなかった・・のに
あれから3年
《夜見山現象》史上、最凶の《災厄》が訪れる。
多くの犠牲者が出た1998年度の<災厄>から3年。
春から夜見山北中三年三組の一員となる生徒たちの中には、3年前の夏、見崎鳴と出会った少年・想の姿があった。
<死者>がクラスに紛れ込む<現象>に備えて、今年は特別な<対策>を講じる想たちだったが、ある出来事をきっかけに歯車が狂い始め、ついに惨劇の幕が開く。
相次ぐ理不尽な死の恐怖、そして深まりゆく謎。
<夜見山現象>史上最凶の<災厄>に、想と鳴はどう立ち向かうのかーーーー?
書評
クラスに紛れ込んだ死者は誰なのか?
過去作品に明確な答えがあるのに、三年三組のクラス及び関係者のように記憶が曖昧になり、まるで自分も三年三組の一員になったような<災厄>に巻き込まれている気持ちになりました。
紛れ込んだ死者が誰かわかったとき、過去作品を引っ張り出して読み返して、そこに普通に名前が書いてあったとき、「これはヤバい。伏線回収された」となりました。
この作品は前作の「Another」で打った布石が重要になってくるので「Another2001」を読む前に前作の「Another」を再読することをオススメします
本作品に話を戻します。
なんだかんだ、前作同様、主人公の想は〈災厄〉を終わらせる方法を見つけ出し、その方法を実行して、なんとか〈災厄〉を抑えこんだと思ったら・・・
そこから誰も予想できない展開が待ってます。
この辺りから自分は展開予想をすることを辞めて物語にこの身を任せました。笑
2001年度の三年三組は<現象>を抑える事ができるのか?
すべて読み終えればシリーズ最凶と言われている所以が分かります。
最後に
本書のあとがきで著者が「Anotherにはもう一つの続編の構想がある。それに向けての布石を本作に打ってある」と書いてありました。
私、記憶曖昧にして三年三組の人のようになって待ち続けます!!!!!
次はどんな作品で、本書の布石をどのように回収してくるか考えるだけでワクワクします。
続編楽しみにしております。
価格:2,640円 |