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【ハドソン夫人&メアリー・ワトソンの冒険物語第一弾】ベイカー街の女たち~ミセス・ハドスンとメアリー・ワトソンの事件簿1 著者:ミシェル・バークビイ 訳:駒月雅子

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こちらの「モリアーティ」に続きコナン・ドイル財団公認の作風を模倣した作品「ベイカー街の女たち~ミセス・ハドスンとメアリー・ワトソンの事件簿1」を読み終えました。

 

本家のシャーロックホームズも好きですが、個人的には番外編のような立ち位置の「モリアーティ」「ベイカー街の女たち」のほうが好きかもしれません。

 

本家のシャーロックホームズ作品と因果関係を妄想しながら読むことをオススメします。

 

以下内容詳細です

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目次

 

☆ベイカー街の女たち~ミセス・ハドスンとメアリー・ワトソンの事件簿1

著者:ミシェル・バークビイ

 

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あらすじ

イカー街221Bを訪れたある婦人は強請に苦しむことを訴えつつも詳細を話せず、苛立つホームズに依頼を断られてしまう。

 

ミセス・ハドスンとメアリーは身に覚えのない情事を「暴露する」と脅す手紙に怯える彼女の力になろうと決意する。

 

だが、調査に乗り出した矢先、ベイカーストリートイレギュラーズの少年がケガを負わされ・・・

さらに、別の所では惨殺死体が発見された。

 

ミセス・ハドソン視点で描かれた知られざる女たちの冒険。

 

本誌見所

・あえてミセス・ハドソン&メアリーワトソンが主人公

本に限らず多くのシャーロックホームズ関連のエンタメ作品がこの世にありますが、この二人を主人公にした物語を描いているは私自身見たことがありません。

 

一家政婦と医者の嫁が周りの力を借りつつ難事件を解決していくのはこれまでのシャーロックホームズ本編&関連作品にはないテイストで本編ファンにとって新鮮でした。

 

当時のイギリスの男女間の情勢もいい感じに絡まっており、とても良きでした!

 

 

・魅力ある脇役に深く追求した結果、すばらしい化学反応が起きた。

 シャーロックホームズは頭脳明快で鮮やかに事件を解決するカリスマ性があるから面白いというのも十分に頷けますが、ワトソンを始めとする脇役がいるからこそ物語にさらなる魅力が出ていることは間違いありません。

 

本作品では主人公のミセス・ハドソン&メアリーワトソン然り、アイリーンアドラーや、ベイカーストリートイレギュラーズの少年など様々登場人物の活躍が見れます。

 

多種多様、魅力ある登場人物にスポットを当てれば、シャーロックホームズ本篇とは違う面白さがでるのは当然でした

 

・シャーロックホームズの本編をチラ絡みさせている点

登場人物や事象をチラッと絡めてきています。

マニアの人はこのような演出はすごい好きだと思ってます。

 

「あの時、じつはこんな事件が同時並行で進んでいたんだ」と是非妄想しながら読んでみてください。

 

最後に

この作品の続編「ベイカー街の女たちと幽霊少年団 ミセス・ハドスンとメアリー・ワトソンの事件簿2」も既に刊行されているので、早速購入します!

 

ちなみにキングダム61巻も購入(笑)