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【この悪女に気をつけろ】嗤う淑女 著者:中山七里

おはようございます。

こんにちわ。

お疲れ様です。

 

アオシュウです(@aoshudesu

 

「悪い女には気をつけろ」

 

まさにこの言葉は、この蒲生美智留のためにある言葉と言っても過言ではない。

 

すべては計算内。

あなたもこの悪女に騙されること間違いなし

 

以下内容詳細です

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目次

 

☆嗤う淑女

著者:中山七里

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嗤う淑女 (実業之日本社文庫)

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あらすじ

最恐のダークヒロイン降臨

蒲生美智留は女神か、悪魔か?

 

中学時代いじめと難病で絶望の淵にいた、野々宮恭子は従姉妹の蒲生美智留に命を救われる。

 

美貌と明晰な頭脳を持つ彼女に心酔する恭子だが、それは破滅の始まりだった。。。

 

名誉、カネ、性的衝動、妖しく成長した蒲生美智留は、標的に捉えた人々の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせる。

 

連続する悲劇の先に待つのは?

 

シリーズ2弾

 

シリーズ3弾

 

こちらの中山七里さんの淑女シリーズの第一弾作品になります。

気になる方はぜひシリーズ通して読んで見てください。

 

レビュー

清々しくなる程の悪女とその被害者目線で描かれた物語です。

 

話のメイン進行としては蒲生美智留の口車などにうまく乗せられ破滅に自ら自分自身を追い込んでいく様を描かれている作品仕様となっています。

 

どんどん周りが見えなくなって墜ちる姿、病的に蒲生美智留を信仰していく姿が現実でも、あり得そうな感じで恐かったです。

 

「人間って複雑そうに見えて意外に単純なんだな」というのが痛感できる作品になっています。

 

ありとあらゆる人を手のひらで転がし破滅に追い込み、ラスト世間でさえ驚きの方法で手玉にとる姿は必見です。

 

余談ですが、私も詐欺にあったことがあります。

 

今考えると、すごいバカで「何であんな詐欺になんか引っ掛かるのかな」と思うのですが、、、

 

人って自分が思っている何倍も簡単に騙されます

もし詐欺にあった話、需要あれば別途まとめたいと思います(笑)

 

最後に

この淑女シリーズけっこう売れているみたいです。

 

ぜひミステリ好きにはこの悪女の生き様を読んでほしいですね。

 

早速2作目の「ふたたび嗤う淑女」を読みたいと思います。