【ダークヒロイン再び】ふたたび嗤う淑女 著者:中山七里
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回はこちらの中山七里さんの淑女シリーズの第二弾「ふたたび嗤う淑女」を読み終えたので書評を書いていきます。
今回も悪女満載でした。
相変わらずのダークさに興味を惹かれる事間違いなしです。
以下内容詳細です。
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目次
☆ふたたび嗤う淑女
著者:中山七里
文庫 ふたたび嗤う淑女 (実業之日本社文庫) [ 中山 七里 ]
あらすじ
標的の運命を残酷に操るダークヒロイン再臨
巧みな話術で唆し餌食となったものの人生を狂わせる。
稀代の悪女・蒲生美智留が世間を震撼させた凶悪事件から3年。
”野々宮恭子”と名乗る美貌の投資アドバイザーが現れた。
国会議員の資金団体で事務局長を務める藤沢優美は彼女の指南を受け、不正運用に手を染めるが・・・
カネと欲にまみれた人々をほころぶ恭子の目的は?
レビュー
本作の見所は人間の欲を逆手にとって、よくある詐欺手法や誰でも思いつきそうな方法で、ものの見事に人を地の底に叩き落とすところです。
「著者は実際に騙した経験あるの?」と思わされるぐらい騙される導入~破滅までリアルに描かれており少し恐怖も感じました。
ターゲットを最後の最後までだまし続ける。
第三者目線の読者も騙されること間違いなしです
しかも、絶対自分の手を汚さないというのも大きなポイントで、野々宮恭子を追う警察も四苦八苦し、尻尾が掴めない感じも読んでいて面白さを増長させました。
今後は警察との闘いも見所になってくるのかなと思いました
本書を読んで「複雑なトリックほど、実はすごく単純」というのがまさにピッタリの言葉です。
ぜひ今宵もこの極悪女に騙されてください。
最後に
最新作の「嗤う淑女二人」もぜひ読んでいきます。
表紙とかを見る限り一番インパクトがあったので楽しみです。