【ハドソン夫人&メアリー・ワトソンの冒険物語第2弾】ベイカー街の女たちと幽霊少年団~ミセス・ハドスンとメアリー・ワトソンの事件簿2 著者:ミシェル・バークビイ 訳:駒月雅子
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アオシュウです(@aoshudesu)
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こちらの作品の第二弾「ベイカー街の女たちと幽霊少年団~ミセス・ハドスンとメアリー・ワトソンの事件簿2」を読み終えたので書評書いていきます。
前作と同じくコナン・ドイル財団公認のホームズ・パスティーシュです
(要するに公式の番外編作品ということです)
本作でもシャーロックホームズ&ワトソンを超えてしまう?
ハドソン&メアリーの活躍に期待して読んでください!
以下内容詳細です
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目次
☆ベイカー街の女たちと幽霊少年団~ミセス・ハドスンとメアリー・ワトソンの事件簿2
著者:ミシェル・バークビイ 駒月雅子 訳
ベイカー街の女たちと幽霊少年団 ミセス・ハドスンとメアリー・ワトスンの事件簿2 (角川文庫) [ 駒月 雅子 ]
ベイカー街の女たちと幽霊少年団 ミセス・ハドスンとメアリー・ワトスンの事件簿2 (角川文庫)
ベイカー街の女たちと幽霊少年団 ミセス・ハドスンとメアリー・ワトスンの事件簿2【電子書籍】[ 駒月 雅子 ]
あらすじ
物語の舞台は1889年ロンドン。
ベイカー街221Bの家主ミセス・ハドソンが、セント・バソロミュー病院のベッドで目が覚める。
ミセス・ハドソンは手術後のぼんやりした意識の中、暗闇を透かして別の別途患者に覆いかぶさる人影を目にする。
そしてなんと、翌朝その患者は亡くなっていた。
病院の関係者や支援者だけが入れる小さな特別病棟には、一癖も二癖もある女性患者が集まっている。
みっともない服ばかり作るベティ、周りの者たちを常に監視しているエリナー、王族をはじめ著名人の秘密を握っているらしい元高級娼婦のエマ、噂好きなフロー、病人らしくないミランダ、何かに激しく怯えているサラ、夜勤中ずっと個人の業務日誌を書いている主任看護師のシスター・ベイ。
一方メアリーはウィギンズとビリーを通して気になる話を耳にした。
数年前から、街角や自宅の庭で少年たちが突然消えて行方不明になっていたという話だ。
夜のロンドンに出没する亡霊のごとき少年のグループの目撃談は、果たして作り話なのか事実なのか。
やがて、ハドソン夫人が入院している病室で第二の殺人が起きる。
関連性が無いと思われていた、ハドソン夫人の事件とメアリーの事件。
だが徐々に接点が浮かび上がってくる。。。
書評
※まず、大前提として前作の「ベイカー街の女たち1」を読んだほうが良いです。
あまりこの幽霊少年団だけ読むのはオススメできません。
物語のほうは前回の強請屋の話や登場人物を交えつつ、病室連続殺人事件、幽霊少年団二つの事件が同時並行で起こります。
全然関係ないような2つの事件。
されどそれが上手い具合にミックスされ裏に隠されている、さらなる大きな事件が見えてきます。
2つの事件の関連性はなんなのか?
病室殺人事件の犯人は誰なのか?
幽霊少年団は何者か?もしや本物幽霊?
この3つの疑問点が解き明かされたとき、点が線となり本当の真実が見えてきます。
最後、驚愕の真実に前作に続いて度肝を抜かされること間違いなしです。
次回作も期待できるような付箋も残しつつ、非常に楽しめる作品でした。
最後に
行きつけの職場の近くの本屋が閉店しておりましたorz
十中八九コロナの影響で客足の低下だと思います。
最近、コロナの影響で「え、閉店してるじゃん」みたいなことによく出くわし、悲しくなります。
適当な政策や方針を出す、政治家の皆さまへ
「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ」
某大捜査線の名言をしっかり胸に刻んで対応をお願いします。