【長編本格ホラーミステリー】Another 著者:綾辻行人
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回は綾辻行人さんの「Another」を読み終えたので書評書いていきます。
現在、このシリーズの最新刊の「Another 2001」が話題作となっており本屋でも推しに推されていたので読みたくなって今更ながらこのシリーズ読み始めました。
ホラー作品は現実味がなく、親近感が湧かないのであまり読まないです。
しかしながらこの作品の独自の世界観は読んでいて非常に夢中にさせられました。
ミステリーのような展開も組み込まれており次の展開が気になる一冊でした。
以下内容詳細です
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☆Another 上巻 下巻
著者:綾辻行人
※横に合わせると顔になるのがすごい!
あらすじ
上巻
夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。
同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎は一層深まるばかり。
そんな中クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた。
この世界では一体何が起きているのか?
榊原、謎の美少女・ミサキ、そのクラスメイト達が謎に挑む。
下巻
クラスの災いの死の連鎖を断ち切るため、クラスメイトに居ないことにされた、榊原とミサキ。
奇妙な「二人だけの孤独と自由」を過ごす中で榊原とメイ、二人の距離は徐々に縮まっていく。
第二図書室の司書・千曳の強力を得つつ、《現象》の謎の探り始めるが、核心に迫ることができないまま残酷な死の連鎖が続く・・・
そして夏休みに入ったある日発見される一本のカセットテープ。
そこに記録されていた恐ろしい事実とは?
感想
この作品はホラーのジャンルですが、怖いという感じよりミステリー要素が強い一冊だと読了して思いました。
毎年三年三組のクラスメイトおよび、その関係者が毎月死んでいくという呪いがあり、それを止めるために主人公やクラスメイトが過去をヒントに、抗う姿は犯人に追い込まれながらも謎解きをするシーンを思い浮かべました。
呪いの連鎖を断ち切るため三年三組に紛れ込んだ幽霊を特定して殺すという結論を出したあとの怒涛のクライマックスは読んでいて「いや、お前が元凶かよ」と最後ツッコミを入れてしまうぐらいビックリしました。
まるでミステリー小説にあるようなドンデン返しは非常に楽しめました。
上巻・下巻合わせるとかなりボリューミーな物語になりますが、
読み始めたら最後、あっという間に読み終えることができると思います。
最後に
早速この続編「Another エピソードS」を購入しました。
速攻読んで最新刊のAnother 2001に追いつきたいと思います。
他に綾辻行人さんのお勧め作品が御座いましたら教えてください。