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【音楽ミステリー最新作】合唱 岬洋介の帰還 ≪書評≫ ※ネタバレなし

おはようございます。

こんにちわ。

お疲れ様です。

 

アオシュウです(@aoshudesu

 

今回は「合唱 岬洋介の帰還」を書評していきます。

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累計127万部突破の大人気「さよならドビュッシー」シリーズ最新刊

このシリーズ初めまして読みの一冊になります。

 

事件背景からの解決のトリックが非常に秀逸で

「こういう展開かよ~」(口ポカーン)

となりました。

 

また今話題の検察についても描かれており

検察の仕事を垣間見ることができます。

 

主人公が颯爽と現れ、事件を解決していくスタイルで

重くない読みやすいミステリーに分類されると印象を持ちました。

 

「ミステリーちょっと抵抗あるな」

「普段あまりミステリー本手にしないな」

という方にオススメです。

 

以下詳細です(ネタバレなし)

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 ☆合唱 岬洋介の帰還

著者:中村七里

合唱 岬洋介の帰還/中山七里【1000円以上送料無料】

 

 

合唱 岬洋介の帰還【電子書籍】[ 中山七里 ]

 

あらすじ

 

幼稚園で幼児らを惨殺した直後、自らに覚せい剤を注射した

<平成最悪の凶悪犯>仙街不比等

彼の担当検事になった天生は、心神喪失により仙街に無罪判決が下ることを恐れ

検事調べで仙街の殺意が立証できないかと苦慮する。

 

しかし取り調べ中に天生は突然意識を失ってしまい、目を覚ました時

目の前には仙街の銃殺死体があった・・・

指紋や硝煙反応が検出され身に覚えのない殺害容疑で逮捕されてしまった天生。

そんな彼を救うため、あの男が帰還するーーーー!!

 

書評

 

作者の中山七里さんは”どんでん返しの帝王”と呼ばれているらしく

その名の通り、事件解決のトリックは巧妙に仕組まれており

「あ~そういうことね!」と声が漏れるようなラストは必見です。

 

そして何より主人公の岬洋介がイケメンすぎる。

 

岬洋介がかつての友、天生の冤罪のピンチに

すべてを投げ打って駆けつけ

華麗に事件を解決する様は男の自分でも惚れそうでした。

 

このシリーズ初読みでしたが、

あっという間に岬洋介のファンになりました。

 

本作はシリーズの中の一冊という立ち位置です。

 

しかしながら途中からのつまみ食い読みでも全然楽しめます。

是非読んでみてください。

 

最後に

 

こちらの著者、中山七里さんが現在12か月連続刊行企画を実施しているそうです

(本作「合唱」は第四弾)

 

1月 『騒がしい楽園』 朝日新聞出版
2月『帝都地下迷宮』 PHP研究所
3月『夜がどれほど長くとも』 角川春樹事務所
4月『合唱 岬洋介の帰還』 宝島社
5月『カインの傲慢』 KADOKAWA
6月『ヒポクラテスの試練』 祥伝社
7月『毒島刑事最後の事件』 幻冬社
8月『テロリストの家』 双葉社
9月『隣はシリアルキラー』 集英社
10月『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』 文藝春秋
11月『復讐の協奏曲』 講談社
12月『境界線』 NHK出版

 

 

まず月一回に本を出すのが凄すぎる(笑)

イデアの出し方お聞きしたいです。

 

そして出版社を跨いでの出版。。。

これも斬新だなと感じました。

 

私自身最近本屋で何読もうかなと悩んでいた節もあったので

1月から徐々に制覇していこうと思います。

 

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読んだ感想語り合いたいのでぜひリプライなどください!

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