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【伊坂幸太郎さんの最新作】逆ソクラテスのレビュー

おはようございます。

こんにちわ。

お疲れ様です。

 

アオシュウです(@aoshudesu

 

今回は4月に発売された伊坂幸太郎さんの新作

「逆ソクラテス」のレビューをしていきます。

 

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この一冊を読み終え、

小中学の時の友達と会いたくなりました。

 

本書で描かれたような思い出はないですが・・・笑

 

どこか懐かしい情景の中に、

著者のメッセージが物語を通してヒシヒシ伝わり

最高の読後感が味わえると思います!

 

以下詳細です

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

☆逆ソクラテス

著者:伊坂幸太郎

 

逆ソクラテス

 

 内容紹介

 

敵は、先入観。
世界をひっくり返せ!

 

伊坂幸太郎史上、最高の読後感。
デビュー20年目の真っ向勝負! 

https://www.shueisha.co.jp/gyakusocrates/集英社HPより引用)

 

 「逆ソクラテス
「スロウではない」
「非オプティマス」
「アンスポーツマンライク」
「逆ワシントン」

 

上記5話からなる短編集です。

各話の主人公は小学生で、舞台も学校が中心になります。

 

「自分もこんな事あったかなー」と昔を思い出しつつ

懐かしさを爆発させながら読んでください

 

レビュー

 

 

各話の展開は逆境から逆転するというのがザックリした展開になります。

 

そこに立ち向かう姿や軌跡の過程で

子供目線で描かれた、大人へ向けてのメッセージは

私の胸に突き刺さりました。

 

社会で生きる上で何が大切かを気づかさせてくれる一冊になります。

 

短編集になりますが、話の展開はしっかり描かれており

ドンデン返しが好きなSF好き、ミステリー好き読者にもお勧めです。

 

読み終えた後、小学校頃仲良かったあいつ何しているかなーと

物思いに耽ること間違いなしです。

 

最後に

 

正直最初はこの一冊は購入する気はなく、

コロナの影響で本屋の商品入荷の状況が悪く仕方なく買った感が半端なかった一冊です。

 

しかし本書に書いてある通り

まさに「敵は、先入観」でした。

 

伊坂幸太郎さんのデビュー20年目を感じながら

あっという間に読破することができました。

 

コロナで時間が有り余っている時だからこそ

今まで読まないジャンルの本に挑戦するのも良いかもしれません。