【ミステリー×サスペンスのハイブリット作品】レフトハンド・ブラザーフッド 著者:知念実希人
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回は10日前ぐらいに文庫本が発売された「レフトハンド・ブラザーフッド」を読み終えたので感想書いていきます。
作品自体は2年前ぐらいに刊行された作品になります。
私は知念作品をチェックしてるので、なんとなく発売されるということは知っておりましたが、正直期待小でした。
まあ、購入後2日ぐらいで読み終えましたけど(笑)
気が付いたらどんどん物語に引き込まれる素晴らしい作品でした
サスペンス好きの人は本当にお勧めです
以下内容詳細です
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目次
☆レフトハンド・ブラザーフッド(上)(下)
著者:知念実希人
レフトハンド・ブラザーフッド 上 (文春文庫) [ 知念 実希人 ]
レフトハンド・ブラザーフッド 下 (文春文庫) [ 知念 実希人 ]
あらすじ
【前半】
高校生の岳士はある事故がきっかけで左手に死んだ兄・海斗の人格が宿るようになった。
精神科の治療を拒否して家出をした”ふたり”は殺人事件の被害者を発見してしまう。
そして第一容疑者として追われるはめに。
「濡れ衣を晴らすには真犯人を見つけ出すしかない」
海斗の助言を受けて岳士は危険なドラッグ<サファイヤ>の密売組織に潜入する
【後半】
持ち前のボクシングの腕と<左手に宿った兄>海斗の助言で数々の修羅場を乗り越え、危険ドラッグ<サファイヤ>を製造する”錬金術師”と呼ばれる人物の正体に迫ろうとする岳士。
だが、岳士は隣に住む謎の美女・彩夏の魅力、そして岳士自身が<サファイア>に溺れてしまい、海斗の助言に耳を貸さなくなっていく。
やがて”ふたり”に最大の危機が訪れる。
レビュー
本屋で本作を見つけて、内容をざっと確認し、左手に兄が宿るという設定を知った時、正直「中二病臭いな~」と率直に思いました(笑)
話も学生の家出物語で私の好みではないかな~と思ったのですが、ところがどっこい、滅茶苦茶、重い話でドラッグや殺人がバンバン出てくる展開でシンプルに私が好きな作品でした。
左手に兄が宿ると言い張る主人公の家出から始まり、ドラッグ、半グレ、殺人に巻き込まれる主人公。
そこの巻き込まれ方や主人公の切迫感が上手に描かれており、物語の疾走力が半端ないです。
ミステリーというよりサスペンスの作品のジャンルになり、サスペンス好きに是非読んで頂きたいです。
最後に
知念作品は本作のようにミステリー×サスペンスのジャンルがミックスされているので人にオススメできる作品が非常に多い気がします。
ひょんとして発売される文庫本がけっこうおもしろい作品が多い気がするので、これからも率先して読みたいと思います。