【このモヤモヤ感がある結末は必見】<書評>豆の上で眠る 著者:湊かなえ
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
本日は湊かなえさんの作品
「豆の上で眠る」を書評していきます
初めましての湊かなえ作品でした。
なんとなく気になってたので読めて良かったです。
モヤモヤ感が残る結末でした。
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おもしろくないという意味ではなく
「結局誰も幸せにならない感じなんだ」という意味のモヤモヤです
読み進めていく中で徐々に期待感パロメーターが上がっていき最終的な驚愕のオチは必見です。
以下詳細です
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☆豆の上で眠る
著者:湊かなえ
あらすじ
小学校一年生の時、結衣子(ユイコ)の二歳上の姉・万佑子(マユコ)が失踪した。
スーパーに残された帽子。
不審な白い車の目撃証言。
そして変質者のうわさ。
必死に探す結衣子たちの前に、二年後姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。
喜ぶ家族の中で結衣子だけは大学生に成長しても、微かな違和感を抱き続けている。
お姉ちゃんあなたは本物なの?
たどり着いた真実に足元から崩れ落ちる衝撃の家族ミステリー
書評
今回、こちらを購入した理由は湊かなえさんの作品を見たことがなかったので読んでみたいと思ったのと、
誘拐されてようやく帰還と思ったお姉ちゃんが別人になっている・・・?
という映画のような設定に心を惹かれて購入しました。
物語の展開として7:3で7割過去の誘拐時の話、3割今の話で展開されています。
過去の誘拐時の時系列で基本話が進むので一緒に事件を探る感じが出て読み手との一体感が出ます。
「どうなるんだろ」と期待しながら読み進めることができます。
また主人公・結衣子が家族や回りに疑心暗鬼をもって接する感じが絶妙にうまく描かれており物語のおもしろさにアクセントをつけています。
前座でしっかり場を温めて、最終でしっかりオチを持ってくる感じはさすがでした。
最後に
今回初、湊かなえ作品でした。
まだ一冊しか見てないので偉そうなことが控えますが、
このドラマのような世界観は読んでいて自分は好みでした。
これから多くの作品を読んでいき湊かなえワールドに多く触れていければと思います。