【本屋大賞2020ノミネート作品書評】<前回の続き>ムゲンのi (下)著者:知念実希人
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
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前回の続きで「ムゲンのi 下巻」読み終えたので書評します。
とにかく感動、とにかく謎、とにかくドンデン返し、
感性が揺さぶられる一冊になりました。
ミステリー要素もありつつ心温まるすばらしい作品です。
以下詳細です
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☆ムゲンのi 下巻
著者:知念実希人
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あらすじ
次々とマブイグミを成功させる識名愛衣は、次第に、患者のトラウマが都内西部で頻発する猟奇殺人と関係があることに気付く。
しかも、その事件は23年前の少年Xによる通り魔殺人とも繋がっていた。
愛衣は難事件の真相究明に立ち向かう。
上下巻通じて幕間が章の間にあり、話をそこで整理しつつ読めるのもありがたかったです
レビュー
この本のレビュータイトルをつけるなら
「まさか」です。
上巻を読んで、なんとなく
話の展開が見えてきたなと思ったら、、、
第三章の後半あたりで「謎」という名の底なし沼にずっぽりハマります。
そこからは
読者vs謎の闘いが繰り広げられます。
本書はファンタジー要素も交じっており
結末というか展開がまったく読めません。
騙され、騙され、たどり着いたクライマックスは怒涛の展開であっという間に読み終える事ができます。
しかもただのミステリー小説ではなく、
非常に感動する結末で、涙なしでは見られない作品となっております。
家族など大事な人に会いたくなる、、、
そんな一冊でした。
最後に
今回の「ムゲンのi」は良い意味で
話の高低差がありました。
その高低差で
読者を引き込みまくり、
その結果多くの人に支持された一冊だと思います。
知念先生には今回の医療×ファンタジーのような
ありえない組み合わせの、すばらしい作品期待しています。