【泣ける医療ミステリー】使命と魂のリミット 著者:東野圭吾
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回は東野圭吾さんの「使命と魂のリミット」を読み終えたのでレビュー書いていきます。
購入した本屋さんで、かなり推されていたので購入しました。
営業の人オススメNo1の一冊という感じで推されていました。
同じ営業として読むしかないと思い、購入に至りました
作品を調べてみたら2006年に刊行された作品で意外に古くビックリしました。
そして、時代を超えて読まれる作品ってすごいなと改めて感じました。
涙が止まらない感動する作品だと思います。
以下詳細です
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目次
☆使命と魂のリミット
著者:東野圭吾
あらすじ
「医療ミスを公表しなければ病院を破壊する」突然の脅迫状に揺れる帝都大学病院。
「隠された医療ミスなどない」と断言する心臓血管外科の権威・西園教授。
しかし、研修医・氷室夕紀は、その言葉を鵜呑みにできなかった。
西園が執刀した手術で帰らぬ人となった彼女の父は意図的に死に至らしめられたのではないかという疑問を抱いていたからだ・・・・・
あの日、手術室で何があったのか?
そして脅迫されたことは実際に起こるのか?
大病院を前代未聞の危機が襲う。
レビュー
こちらの物語は二つの軸で展開されます。
一つ目
スーパー名医の西園教授(主人公の上司)は父の手術をわざと失敗して殺したのではないか?という疑念を抱きながら生活していく研修医・氷室夕紀の話。
二つ目
突然、病院に送られてきた脅迫状。
従来の脅迫と一線違う方法で脅迫は続き、犯人の狙いが分からなく困惑する病院&警察。
犯人の立場でも物語は描かれており心情や動機を紐解いていく。
本作品のジャンルはミステリーに入ってきますが、犯人捜しや謎を解いていく楽しみというより、主な登場人物、研修医・氷室夕紀と脅迫の犯人の行動や心理を追って楽しむ作品かなと感じました。
最後とにかく泣けます。
脅迫をした犯人は、頭脳犯で病院をある意味かなり追い込みます。
しかし、犯人の背景や動機が序盤が上手く描かれており、良心と復讐心に揺れる犯人にかなりグッとくるものがあります。
久々に感動しましたーーーーー
最後に
外れが無い東野圭吾作品。
作風が固定されず、それぞれの作品で作品ごとに特長を出すのが抜群に上手だと改めて実感しました。