【12か月連続刊行企画第10弾作品】銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2 著者:中山七里
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回も中山七里さんの12か月連続刊行企画の第10弾「銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2」を読み終えたので書評していきます。
なんだかんだ毎月12か月連続刊行企画の作品を読んでました。
2020年も終わりかと思うと心がキューと悲しくなります。笑
今回「銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2」ということでしたがNo,1を読まなくても十分楽しめました。
パワフルな御爺ちゃん、御婆ちゃんコンビが事件をあの手この手で解決していく様は読んでいてスカッとしました。
中山七里さんファン必見の一冊です。
以下内容詳細です
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目次
☆銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2
著者:中山七里
銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2 [ 中山 七里 ] 価格:1,540円 |
あらすじ
迷コンビ?
最強老人コンビが挑む5つの事件。
第一話
もの言えぬ証人
・点滴バックがすり替えられ入院患者が死亡した。
第二話
像は忘れない
・疑惑の建築士が転落死。口封じの殺人か?
第三話
鉄の柩
・人望厚い元警察官が不可解な事故を起こす。
第四話
葬儀を終えて
・静の元同僚だった元判事が孤独死するが・・・
第五話
復讐の女神
・第四話に続き、さらに静の後輩の現役判事が刺殺される事件が発生。
それぞれ短編で作品は構成されています。
一話一話そこまで長くないかつ、複雑でもないのでサクッと読めます。
しかしながら最終的に短編で描かれた作品が一つの線でつながっていきます。
どう繋がっていくは、あなたの目でお確かめください。
レビュー
私は本書を読み終えてこんなおじいちゃん、おばあちゃんが欲しいと思いました。
主人公の高遠寺静は日本の女性、二十番目の元判事で頭脳明快、些細なことにも気が付く理性的な女性で尚且つ警察にも顔が聞く超カリスマ。
一方、下半身不随なんのその、その車いすはスーパーカーですか?
何にも物怖じしない度胸。
その豪快さの中に垣間見える素晴らしい観察力を兼ね備えた名古屋の実業家、香月玄太郎。
最強コンビの二人が事件を解決していく様は、すごいという気持ちも生まれましたが、
何故か読んでいて元気づけられました!
あと物語の節々にこれまでの中山七里作品がクロスオーバーしている場面がありました。
読んでいて思わず「あ、○○だ」と呟いてました。
他の作品も読んでいる私にとってはたまらなかった演出でした。
最後に
まだミーハーですが、中山七里さんの作品を読んでいる中である共通点を見つけました。
それは「シンプル」です。
私自身、そこまで理解力及び創造能力が高いほうではないです。
しかし、中山七里さんの作品はイメージがつきやすく、頭の中で映像化している感覚になる作品が多いです。
ですので読書初心者の方も比較的読みやすい作品が多い作家なのかと思ったりします。
事実、それだけ読みやすいから、沢山の映像化もされているのかなと私なりに考察させて頂き、今回は終わりにさせ頂きます。
※あくまで個人的意見です。詳細突っ込まれたら、ぴえん状態になるのでご了承ください。
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銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2 [ 中山 七里 ] 価格:1,540円 |