【シャーロック・ホームズってやっぱり神】シャーロック・ホームズ絹の家 著者:アンソニー・ホロヴィッツ
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回は「シャーロック・ホームズ絹の家」を読み終えたので、レビュー書いていきます。
コナン・ドイル財団が認めた「公式」のシャーロックホームズの新作になります。
ホーソーン&ホロヴィッツシリーズで感銘を受けたアンソニー・ホロヴィッツが、大好きなシャーロックホームズを描いているというので、前から気になっていた作品です。
本当に読んで良かったです。
古来のシャーロックホームズ好きは勿論、「シャーロックホームズ?なにそれ、おいしいの?」という方にもオススメの作品です
以下内容詳細です。
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目次
☆シャーロック・ホームズ絹の家
あらすじ
ホームズの下を相談に訪れた美術商の男。
アメリカである事件に巻き込まれ以来、不審な男の影に怯えているという。
ホームズはベイカー街別働隊の少年達に捜査を手伝わせるが、その中の一人が惨殺死体となって発見される。
手がかりは死体に巻きつけられた絹のリボンと捜査のうちに浮上する「ハウス・オブ・シルク(絹の家)」という言葉・・・
ワトソンが世間に公開を憚らったホームズの影の活躍と戦慄の事件の真相とは?
レビュー
とりあえず、俺的2021年のおもしろミステリーランキング暫定一位です。おめでとうございます。
ある小さい事件から段階を踏んで、最終的には国家絡みの大きいスキャンダルに発展する物語の構成で、すさまじい圧力にも屈せず、正義のために挑むシャーロックホームズ&ワトソンの冒険ミステリー長編小説です。
ピンチもありつつ、鮮やかな推理もありつつ、シャーロックホームズの魅力を凝縮した一冊だと思います。
シャーロックホームズがプロデュースを手掛ける一連の大規模な犯罪解決という映画は、見たら最後、すべての真実が明らかになった時は、心の底から「マジか・・・」とつぶやいています。
往年のファンに嬉しい、ハドスン夫人、レストレイド警部、ベイカー街別働隊、マイクロフトなど、お馴染みのメンバーが次々に登場します。
また過去の事件に関することも言及したり、関係者がカメオ出演したりしてます。
カメオ出演者がけっこう重要な場面にも出てきているので、イメージしているカメオ出演と言われたら微妙ですが(笑)
そして、まさかの例のあの人が出てきます。
その場面の時は、個人的に興奮して、喜びましたw
現在、シャーロックホームズは正史以外にも色んな所でFC展開していますが、本作は冒頭にも書いた通り、公式な新作となっております。
元来の世界観を味わいつつ、新たなシャーロックホームズ&ワトソンの冒険を楽しめます。
最後に
アンソニー・ホロヴィッツ作品はミステリー好きにはオススメ作家になります。
オススメな理由としては本の執筆だけでなく脚本家としても、名作を多く生み出しており、それもあいまってか、一つ一つの作品にエンタメ性があり、人が驚くポイントや、おもしろいと思う要所を上手く突いてきます。
海外文学は、中々ハードルが高いと思いがちですが、アンソニー・ホロヴィッツ作品は敷居が低く、読みやすい作品が多いので、ぜひ読んで欲しいです!