【伊坂劇場開演】書評 ホワイトラビット 著者:伊坂幸太郎
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
本日は発売ホヤホヤの伊坂幸太郎さんの最新作
「ホワイトラビット」の書評していきます。
最近ちょくちょく伊坂幸太郎作品を読んでおります。
他の作品同様、駆け抜ける爽快な読後感はこの作品にもありました。
トリックという名の鎖のパーツが一つ一つ繋がれて最終的に一つの鎖になります。
あなたの「驚き」と「なるほど、そういうことか」を引き出しまくると思います。
以下詳細です
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☆ホワイトラビット
著者:伊坂幸太郎
あらすじ
兎田孝則は焦っていた。
新妻が誘拐され、今にも殺されそうで己を奮い立たせ銃を持った。
目の前に銃を突き付けられ自由を奪われた。
しかし銃を突き付けられた家族には重大な秘密があった。
そして連鎖は止まらない。
ある男は夜空のオリオン座の神秘を語り警察は特殊部隊SITを突入させる。
軽やかに鮮やかに「白兎事件」は加速する。
誰も知らない結末に向けて。
驚きとスリルに満ちた伊坂マジックの最先端
書評
まさにこの物語は伊坂劇場開園という感じの一冊でした。
物語はただの立てこもり事件かと思いきや、、、
そこには幾重にも張り巡らされた思惑と狙いがあり
まさかの展開を迎えるというのが話になります。
続きが気になり過ぎてページを捲る手が止まらなかったです
気が付けば、あっという間に読了しておりました。
また、この作品も他の伊坂作品同様、テンポよく読みやすいです。
大体私が小説とかを読むときA4用紙一枚ぐらいにメモを書きます。
しかしこの本はメモの必要がないぐらいシンプルかつ分かりやすくまとめられております。
ジャンル、年代問わず読める作品で、非常にオススメです。
本書は最新作で本屋でも棚の一番わかりやすいところに置いてあるので
ぜひ購入して読んでみてください。
最後に
いろんな作家さんの所謂、ミステリージャンルを書いた作品を最近読んでいます。
ここで面白いのが一口にミステリーといっても様々な作品の描き方があるのだなと感じています。
そこの違いを感じながら本を読んでいくと、また違った視点でのおもしろさも感じられます。
ですので、あえて自分の中でのテンプレのミステリーとは少しかけ離れているような作品を読むのはお勧めです。