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【神奈川県民にオススメしたい一冊】こちら横浜市港湾局みなと振興課です 著者:真保裕一

おはようございます。

こんにちわ。

お疲れ様です。

 

アオシュウです(@aoshudesu

 

「こちら横浜市港湾局みなと振興課です」を読み終えたのでレビューブログ書いていきます。

 

本屋でタイトルに惹かれて購入しました。

 

ふざけた名前(ディスではない)と中身のミステリーのギャップが非常に良かったです。

 

読んで字のごとく、やはり神奈川県民にはぜひ読んで頂きたい一冊です。

 

以下内容詳細です

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目次

 

☆こちら横浜市港湾局みなと振興課です

著者:真保裕一

 

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こちら横浜市港湾局みなと振興課です (文春文庫 し 35-9)

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こちら横浜市港湾局みなと振興課です (文春文庫) [ 真保 裕一 ]

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あらすじ

第一章:もう一人の舞姫

ガンボジアのエリート研修生が失踪。主人公の船津暁帆は城戸坂泰成とともに行方を捜す。

ところがすぐにケガをして入院をしているのが発見される。

これで一件落着と思いきや、、、

自体は予想していない事態に陥る。

 

第二章:夜のカメラマン

年に一度の港客船フォトコンテストが入選した写真に城戸坂泰成が疑問を感じたことから横浜市を揺るがす疑惑が生まれてくる。。。

 

第三章:港の心霊スポット

豪華客船の見学イベントの客が撮ったらしい写真に子供の幽霊が映っていた!?

船津暁帆と城戸坂泰成は事態を収拾するために動くが、、、

何かトリックはあるのか?それとも、、、

 

第四章:「永川丸の恩人」

第五章:「ふたつの夢物語」

第一章~第三章での伏線回収。まさかの些細な事から横浜市全体を巻き込むスキャンダルに発展する。。。

 

それぞれの短編集になります。

横浜愛溢れるかた、ぜひ読んでほしい一冊です。

 

レビュー

読む前はただの役所のヒューマンドラマかなと思ったら普通にワクワクするミステリーでした。

 

名前に横浜が付くだけあって、横浜を舞台となっております。

 

船津暁帆と城戸坂泰成が横浜を駆け回って事件の解決?に奮闘する姿はミステリーで犯人が徐々に分かりだす段階に似ていて良かったです。

 

そして各話で発生する些細な事件があれよ、あれよと言うまに大きなスキャンダルなどに発展する、そこの紐づけ方や読者に読みたいと思わせる展開は「この作家さんやるな~」と感心させられました。

 

横浜の歴史もふんだんに交えて物語が構成されているので意外に横浜の歴史の勉強になりました。

 

この一冊を読めば、みなとみらい~山下公園界隈に行きたくなること間違いなしです。

 

最後に

この度本冊で真保裕一さんの作品を初めて読みました。

物語の世界観が好きだなと感じました。

 

ぜひほかの作品も読んでいけたらなと思います。