【祝 第166回直木賞作品受賞作品】黒牢城 著者:米澤穂信
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回は2022年1月19日に直木賞を受賞した米澤穂信さんの「黒牢城」を読み終えたので書評書いていきます。
直木賞の影響はやはり大きく受賞発表の次の日ぐらいにこちらを購入しましたが、ほぼ売り切れ状態でした。
丁度最後の一冊なのでラッキーと思いながら購入しました。
そして作品に関して一言で申し上げると
戦国時代マニア向けの作品かなと率直に思いました。
詳しく書いていきますので以下読んでみてぜひ購入してみてください
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目次
☆黒牢城
著者:米澤穂信
あらすじ
「おぬしならばこの曲事を解ける」
織田信長に叛を翻して有岡城に立てこもった荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。
動揺する人々を落ち着かせるため、村重は土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。
事件の裏には何が潜むのか。
戦と推理の果てに村重は官兵衛は何を企む。。。
レビュー
冒頭にも申し上げた通り「戦国時代マニア向けの作品」でした。
物語の進行が荒木村重がメイン。
時々黒田官兵衛がでるという感じでした。
黒田官兵衛はまだしも、荒木村重は中々マニアックな武将で正直読みながらどんなひとだろうと何回がググりました(笑)
私は歴史は好きですけど戦国無双とか三國無双で歴史を学んだ世代なので少し理解に苦しみました。
また、かなり当時の事を細かに再現されており、リアリティがあってよかったです。
ただその反面むずかしい表現などが多数あり「うん?理解できないなー」と思う部分がちょくちょくありました。
ボリューミーかつ壮大な物語なので
日頃歴史小説とかを読む人はかなりのオススメ作品かなと思います。
ちなみに自分みたいになんちゃって歴史好きの人のオススメの読み方はこの「荒木村重」wikiで生涯を一読すると歴史の裏にはこんなことがあったのかなーと妄想しながら読めます。
最後に
所謂本作のように世間に認められた作品は絶対読むべきだと思います。
ですので直木賞を受賞したもう一つの作品、今村昌吾さんの「塞王の楯」も読んでみたいと思います。