【U・Iターンした人、考えている人必見】ワルツを踊ろう 著者:中山七里
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回は中山七里さんの「ワルツを踊ろう」を読み終えました。
2Chの怖いスレで出てきそうな物語です。
今は都会に住んでいて、将来田舎(地元)に戻ろうとしている方、田舎でスローライフしたいかた必読です(笑)
きっとU・Iターンが怖くなって震えて、不安になること間違いなしです!
ちなみに自分がU・Iターンをしたら近所付き合いに丸っ切り興味がないので、本作のようになることはないと思います(白目)
以下内容詳細です。
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目次
☆ワルツを踊ろう
著者:中山七里
あらすじ
今も仕事も住処を失った元エリート・溝端了衛は20年ぶりに故郷に帰る。
だがそこは、携帯電話の電波は圏外、住民は曲者ぞろいの限界集落。
地域に溶け込むために、了衛は手を尽くすが、村八分にされ、さらには愛犬が不審死する。
了衛が追い詰められ行き当たった答えとは・・・
レビュー
ネタバレに掠る感想になりますが、これを読み終えた時、私は八つ墓村(
津山事件 - Wikipedia)を思い浮かべました。
猟奇的要素と、展開が急変するのが本作の見所です。
様々なことが原因で、村八分や嫌がらせにあって主人公が壊れていく感じがリアルに描かれております。
個人的に読んでて住民はもちろんクソなんですけど、主人公の短絡的な考え方も割とイライラすることがありました(笑)
実際、これだけ発展した現代でも村八分とかで裁判沙汰、大きい事件になっています。
ですので割とノンフィクションに近い物語なのかなと感じました。
私も本作に出てくる限界集落までとは言いませんが、田舎の出身なのでリアリティを感じて読むことができました。
人間の狂気さを限界集落という狭い空間でうまく描かれており2Chとかで怖い話を見る人とかは絶対楽しめると思います。
最後に
私は今首都圏に住んでますが近い将来は田舎に戻りたいなと考えております。
この一冊を読んでやはり持ちず、持たれずの微妙な関係が一番良いんだなと認識したので将来、地元に戻った際は気を付けたいと思います。