【読みやすさ抜群。おすすめミステリー本】紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 著者：歌田年
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです（＠aoshudesu）
今回は2020年「このミステリーがすごい！大賞」大賞受賞作の
「紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人」を紹介していきます。
本書はテンポ良く話が進んでいき、
話も従来のミステリー本と違い、複雑な箇所は少なく
分かりやすいテイストで描かれております。
主人公と共鳴し謎解きを一緒に楽しめる一冊になります。
「ミステリー系の本って色々あるけど何読めばいいんだ？」
と迷われているかた、取り敢えず手に取ってください。
損はしないと思います。
以下詳細です
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☆紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人
著者：歌田年
内容紹介
どんな紙でも見分けられる紙鑑定士・渡部（わたべ）と
伝説のプラモデル造形家・土生井（はぶい）があるきっかけで出会う。
そんなある日、行方不明の妹を探す女性が、
妹の部屋にあったジオラマを持って渡部を訪ねてくる。
調査を始めた渡部と土生井は一つのジオラマから
大量殺人計画を示唆していることを知る・・・・
行方不明の妹の行方は？大量殺人計画とは？
「動」の渡部、「知力」の土生井が僅かなヒントから大いなる謎に挑む。
私の書評
紙鑑定士とプラモデル造形家という斬新な設定の切り口が良かったです。
「絶対探偵ちゃうやん」という人物がそれぞれの専門知識をうまく扱い
事件を解決していく様は飽きることなく最後まで読むことができます。
そして何より、、、
主役のプラモデル造形家・土生井（はぶい）が好きすぎました。
人物像は50代の独身、酒飲みの不健康、仕事もその場しのぎの
仕事が多く安定した収入がないという残念な人です。
しかしながら、洞察力と観察力がめちゃくちゃ鋭く
主人公・渡部の安楽椅子探偵としてバックアップしていきます。
この人がいないと事件は解決できないと言っても過言ではないです。
「いや絶対プラモデル作る人ではない」とツッコミたくなる
ギャップは惹かれる所がありました。
最後に
本作に出てくる「紙」・「模型・ジオラマ・プラモデルなど」の
専門情報はかなり正確に描かれているみたいで、
レビューでもプラモデルマニアの人たちなどが唸っておりました(笑)
また本誌はページによって用紙の種類が違ったり
事件を解くカギになる手紙が本書に添付されたりと
読書を楽しむ事ができる一冊です。
ぜひ購入して、読んでみてください！！
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