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【12か月連続刊行企画第9弾】隣はシリアルキラー 著者:中山七里

おはようございます。

こんにちわ。

お疲れ様です。

 

アオシュウです(@aoshudesu

 

今回は発売したてホヤホヤの、中山七里デビュー10周年12か月連続刊行企画第9弾の「隣はシリアルキラー」を読み終えたのでレビューしていきます。

 

 

12か月連続刊行企画の9つの作品で一番表紙が禍々しかったので本屋ですぐに見つけることができました。

 

ブックカバー必須だと思います(笑)

 

表紙を見るとホラーっぽいですが、怖いシーンはそこまでなく、ストーリーも分かりやすかったです。

 

本誌にも記載通り、一気読みができるミステリー本でした。

 

サクッとミステリー本を読みたい方必見です!

 

以下内容詳細です

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 ☆隣はシリアルキラー

著者:中山七里

 

 

【あらすじ】

 

ぐし、ぐし、ぐし、ぐし。

ぎりっ、ぎりっ、ぎりっ。

 

神足(こうたり)の悩みは、深夜になると隣室から聞こえてくる不気味な物音。

 

何かを切断しているような・・・・もしかして人間を切断している?

 

時を同じくして近隣で女性と思われる死体の一部が発見されたという事件を知った神足は、隣人の徐(スー)が犯人なのではという疑いを持つ。

 

そんなある日の深夜、隣室から何かを梱包するような音に続いて、徐が外出する音が聞こえた。

 

気になった神足はそのあとをつけるがーーーー

 

【レビュー】

 

始まりが隣の部屋から良からぬ音が聞こえ、なおか近隣で女性のバラバラの体の一部が見つかるという凄惨な事件が発生しているということも重なり、もしかして隣人はバラバラ連続殺人の犯人か?

 

という物語のオチかな、と思うような始まりをしています。

 

主人公が隣人に対して疑心暗鬼を持っているという表現をうまく描かれており、主人公が抱く危機感に共感を持つことができました。

 

隣人の真相を暴くため奮闘する主人公。

 

しかしながら主人公が抱えるある過去が真相を暴く妨げになっていく、むず痒い感は良い意味で、じれったかったです。

 

そして何とか隣人を殺人事件の犯人として捕まえて事件解決!となると思ったら、そこはどんでん返しの帝王、中山七里さんが描く作品。

 

まさかのまさかの結末が待っています。

 

私も予想外の結末に「いや、そっちかい!」と本を読みながらセルフツッコミをしてしまいました。

 

誰もが予想しがたい結末は是非あなたのその目でお確かめください。

 

【最後に】

 

中山七里さん繋がりで近々公開の映画「ドクター・デスの遺産」が気になります。

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©2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会

犬養・・・綾野剛さん

高千穂・・・北川恵子さん

 

予告見ましたけどいつも本を見ているイメージと合致しており役にピッタリでした!

 

ぜひとも劇場で犬養と高千穂の活躍を見たいと思います