【最悪VS最低の対決】毒島刑事最後の事件 著者:中山七里
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回は中山七里さんの12か月連続刊行企画の最新作「毒島刑事最後の事件」を紹介していきます。
なんだかんだ言って12か月連続刊行ほぼ読了しました。
本物語の主人公・毒島刑事の癖がすごいです。
例えるならシャーロックホームズをもっと捻くれ者にしたような感じで、要するに捻くれの二乗という感じです。
鋭い視点で突っ込み、容疑者を追い込んでいく姿はなんとも言えないカリスマ性を感じ、正義が悪に鉄槌を下す王道な物語が好きな人はお勧めの一冊です。
以下詳細です
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☆毒島刑事最後の事件
著者:中山七里
あらすじ
刑事・毒島は警視庁随一の検挙率を誇る。
しかし、本人は出世に興味はない。
一を話せば二十を返す饒舌で、仲間内でも煙たがれている。
そんな異色の名刑事が、今日も巧みな心理戦で犯人を追い詰める。
大手町の連続殺人
出版社の連続爆破
女性を狙った硫酸攻撃事件・・・・。
捜査の中で見え隠れする黒幕<教授>とは一体何者なのか?
動機は恨みか、享楽か?
かつてない強敵との勝負の行方はーーーー
レビュー
本物語のポイントは「SNS」×「匿名性」×「承認欲求」になります
百戦錬磨の最凶刑事・毒島 VS 事件を裏で操る<教授>との闘いで分かりやすい構成なのが特徴的です。
主人公・毒島刑事の社会不適合性はこの作品シリーズの魅力で、ある意味人を惹きつける魅力、カリスマ性を持っております。
このカリスマ性が物語のおもしろさにスパイスを加えています。
毒島と教授の見えない乱戦は平行線をたどり、警察が悪い犯人を捕まえてハッピーエンドではなく、最終的に痛み分けのような何とも言えない終わり方を迎えます。
さすが、ドンデン返しの帝王中山七里さんの作品だなと思う結末で、ぜひその目で読んで確認してください。
最後に
この本を読んで改めて思ったことがあります。
それは、、、、
ダークヒーローってやっぱりカッコいい
ということです。
ダークヒーローの魅力ってやっぱり人間臭さが垣間見えつつも、きっちり仕事はこなすみたいな所が魅力があると考えております。
ですので私も公私ともにダークヒーローを目指していきます!(単純)