【佐方貞人シリーズ第二弾作品】検事の本懐 著者：柚月裕子
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです（＠aoshudesu）
今回はこちらの続きの佐方貞人シリーズ第二弾「検事の本懐」を読み終えたので書評書いていきます。
一話一話が泣けるミステリーです。
この作品を読めばあなたの心もきっと温かくなるでしょう。
以下内容詳細です
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
目次
☆検事の本懐
著者：柚月裕子
あらすじ
本物語は以下五つの物語が収録されている短編集です。
第一話：樹を見る
第二話：罪を押す
第三話：恩を返す
第四話：拳を握る
第五話：本懐を知る
また、時系列で言うと
最初の作品「最後の証人」は主人公の佐方が検事を辞めて弁護士での話。
本作品は過去の検事時代の作品になります。
物語一部紹介
ガレージや車が燃やされるなど17件続いた放火事件。
険悪ムードが漂う捜査本部は、16件目の現場から走り去った人物に似た男を強引に別の容疑で逮捕する。
取り調べを担当することになった新人検事の佐方貞人は「まだ事件は解決していない」と唯一被害者が出た13件目の放火の手口に不審を抱く（第一話：樹を見るより）
レビュー
第一作目は弁護士（時系列でいうと最新）の話、第二作目以降は佐方の検事時代の話が描かれております。
過去→現代という時系列で話が進むのが一般的ですが、逆に現代→過去に刊行されているのは驚きました。
ジャンルで言うとミステリーになるのですが、各物語の登場人物にしっかり人間味を持たせ、脇役にも背景などがしっかり描かれています。
ですので短編集ですが、最後のほうには必ずウルっと来てしまいます。
ミステリー好きだけど最近、どんでん返しの構成にお腹いっぱいになった方は是非読んでほしい一冊です。
最後に
早速、第三作目の「検事の死命」を読み始めております。
また読み終えたら感想書きたいと思います。
