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【書評:ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー】老若男女の道徳の教科書

おはようございます。

こんにちわ。

お疲れ様です。

 

アオシュウです(@aoshudesu

 

今日ご紹介するのは

世界一受けたい授業」でも紹介されており、

書籍ランキングにも常に上位に入っている話題作になります。

 

昨今のグローバル化で、

これを読んでいる、あなたの職場にも外国人がいたりなど

外国人との関わりは非常に増えているのではないでしょうか?

 

そんな時代だからこそ読んでほしい

大人の道徳の教科書です。

 

こんな人にオススメ

・英国事情を知りたい人

・外国人と一緒に仕事をしている人

・絶賛子育て中の人

 

 

☆ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

著者:ブレイディみかこ

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感想(24件)

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感想(1件)

 内容・あらすじ

登場人物

・わたし(著者)

福岡出身。イギリスのブライトンに20年以上住む。保育士資格を持ちライターもやっている

・ボク

中学一年生。カトリックの名門小学校出身しかし、中学校は「元底辺中学校」に入学。

・配偶者

大型ダンプの運転手。元銀行員。

 

名門小学校を卒業し、優等生だったボク。

しかしボクが新たなに進学した中学校は、元底辺中学校でした。

校内で起こる貧富の差問題、人種差別問題など、

様々な問題に向かい合う家族の日常が描かれています。

これはノンフィクションで現在も連載が続いているそうです。

その中の最初の一年半が描かれたものになります。

 

書評・感想

まず、読んでて一番に思ったのは

もし自分に子供がいるのであれば、

「一緒に読みたい本だな」と思いました。

(元々コラム企画の話なので、

スイスイ読むことができるのも一つの要因です)

 

著書で描かれた日常で当たり前のように起こる差別や

歪みは、明日にも我が身にあり得ることで、

「他人事」では無いと実感しました。

 

差別、格差などの問題に親子でクールに、時には熱く向き合う姿は

読んでいて共感しました。

 

また、本書では英国事情や、教育事情などに多々触れており、

英国の「今」を読み解くことができます。

 

最後に

話題作や売れている作品がすべて良いというわけではないです。

しかしながら「何故この本が多くの人に見られているのだろう?」

という「エンパシー」を理解するというのは非常に大切だと思います。

 

https://www.shinchosha.co.jp/ywbg/

現在、4章分を無料で閲覧できるようになっているので

ぜひ試しに読んでみて下さい!