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【Anotherの続編】Another エピソードS 著者:綾辻行人

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アオシュウです(@aoshudesu

 

bluemountain.hatenadiary.com

 

先日読んだ↑Anotherの続編、「Another エピソードS」を読みましたので、ここに書評を投下します。

 

 

 

本書の立ち位置的に

1作目の番外編&最新刊のAnother2001に繋がる超序章編という形でした。

 

言ったら、Anotherのハシヤスメ的な感じです。

 

そうです。

ハシヤスメ・アツコです(言いたいだけ)

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以下詳細です

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 ☆Another エピソードS

著者:綾辻行人

 

 

Another エピソードS(角川文庫版) Another

 

あらすじ

聞かせてあげようか?

 

あなたの知らなかった、この夏の話。

 

異能の美少女・見崎鳴は語り始める。

 

1998年夏休み。

 

かつて夜見山北中学の三年三組で[現象]を経験した青年に会うため[湖畔の屋敷]を訪れたときのことを。

 

鳴が遭遇したのは、三か月前に謎の死を遂げた青年の幽霊だった。

 

行方の分からない自分の死体を探す幽霊と鳴の謎めいた冒険の結末はーーーー?

 

書評

綾辻行人さんの作品を読むのは、これで2作目なのですが、伏線回収えぐい&最後に波動砲を撃ってくる系の作品と個人的に分析致しました。

 

なんとなく読み流した所から細かい伏線回収してくるので読み返し必須です。

 

作品の詳細に目を戻すと、前作の「Another」と角度を180℃変えて幽霊の視点で物語が進行していきます。

 

ホラー物語では、中々類を見ない作品でした。

 

幽霊になって幽霊の気持ちを味わう事は絶対できないので著者はこの作品を書くのに相当苦労しただろうなーとか思いながら読みました。

 

その中でも絶妙なタッチで描かれた、繊細な幽霊の主人公の心情は何故かすごく共感できる場面が多かったです。

 

著者は一回、幽霊になったことがあるのかな?

 

と本気で思いました。笑

 

幽霊視点で描かれた幽霊による、ちょっとぶっ飛んだ話かなと読み進めると、まさかの・・・というオチが待ってます。

 

この「Another エピソードS」というタイトルも伏線になっております。

本書を読み終えると「なるほどね」とタイトルの意味が理解できて納得できます。

 

ぜひ読み進めてあなたも驚愕してください。

 

最後に

 

早速、Another2001を購入しようと思って本屋に行きました。

 

シンプルに第一印象「ぶ厚すぎん?」と思いました。

 

通勤時とかに本を読むので持ち運びは大変ですが、逆に考えると読み応えがあるということなのでしっかり読みます。

 

 

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