【もし、悪党が手を組んだら最強になります】もしも俺たちが天使なら 著者:伊岡瞬
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回は伊岡瞬さんの「もしも俺たちが天使なら」を読み終えたので書評を書いていきます。
今まで伊岡さんの作品はドロドロのサスペンス兼ミステリーしか読んだことが無かったのですが、本作はクライムノベル作品で初めて読む作風で非常に新鮮でした。
以下内容詳細です。
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目次
☆もしも俺たちが天使なら
著者:伊岡瞬
あらすじ
セレブからしか金をとらない、詐欺師・谷川涼一。
”ヒモ歴”更新中だが喧嘩は負け知らずの松岡捷。
不始末で警察を追われた元刑事・染井義信。
はみ出し者三人の前に美しい娘が現れ、「変な男に実家を乗っ取られそう」と助けを求めてきた。
彼女は何者か?
怪しい男の背後で動く組織とは?
渋い、はみ出し者3人の熱い友情と、闘い模様は必見。
書評
一流の詐欺師、腕っぷしが強いイケメン、正義からはみ出してしまった元刑事。
この三人がひょんなことから手を組み、実体もあるか定かではない黒い組織に挑む。
こんな映画みたいな展開の作品、男性なら特にワクワクしませんか?
大丈夫です。その期待を裏切らない作品です。
詐欺師・谷川を中心に何も変哲がなさそうな家族の小さい謎に踏み込むが、その一歩は関西を拠点とした大きい詐欺集団が絡んでいる大きな謎への一歩だった。
詐欺集団VS詐欺師・谷川の、裏の裏を掻いてくる闘い模様は本作の大きな見所です。
テンポの良い文章の中に、意外に重要なカギが詰められているかもしれないので、読む際はお気を付けてお読みください(笑)
また、詐欺師の谷川、腕っぷしの松岡、元刑事・染井、三人それぞれの視点で物語は描かれており心情や背景が分かりやすくなって、謎解きへの拍車をうまくかけている所も良かったです。
最後に
私事ですが、次のブログが丁度100本目の記事になります。
なんだかんだ言って、「書いたなー」とか思いつつも、いまだに自分の文書作成スキルに絶望したりしています(笑)
次回は今まで読んだ作品の中からオススメ作品を5選~10選して、まとめ記事を書きたいと思います。
ぜひ、これから「本を読んでいきたい」とか「ミステリー興味あるけど作品多すぎて何から読めば良いか分からない」という人の手助けになればと幸いです。
次回もお楽しみに!