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【金融エンタテイメント×ミステリーのタッグ作品】株価暴落 著者:池井戸潤

おはようございます。

こんにちわ。

お疲れ様です。

 

アオシュウです(@aoshudesu

 

2021年も今日で最後ですね。

絶賛グータラ過ごしています。

 

そんな、グータラの中、読了した一冊の紹介です。

 

久々の池井戸作品。

その名は「株価暴落」です。

 

池井戸さんの作品の私の勝手なイメージになります。

どうしても銀行内の話とかが多いイメージの中、今回はミステリでよくありそうな大きな事件と上手く組み合わせた良作になっております。

 

以下内容詳細です

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目次

 

☆株価暴落

著者:池井戸潤

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あらすじ

巨大スーパー・一風堂を襲った連続爆破事件。

 

企業テロを示唆する犯行声明に株価は暴落、一風堂の巨額支援要請を巡って白水銀行審査部の坂東は企画部の二戸と対立する。

 

一方、警視庁の野猿刑事にかかったタレコミ電話で犯人と目された男の父は、一風堂の強引な出店で自殺に追い込まれていた。。。

 

レビュー

池井戸作品あるあるの、「続きどうなるんだろう?」、「え、どういうこと?」という感じのヒリヒリがこの作品全体的にありました。

 

銀行内で赤字の大手取引先に巨額な追加融資をするか、しないかの行内の対立は安定で面白く、それに追加で、その大手取引先で企業テロと思われる爆破事件が立て続けに起き、そこの事件についても非常に面白いです。

 

一作で2つの物語が楽しめる作品です。

 

銀行内での融資についての対立、爆破事件の真実、この2つの物語がどのように交わるのかは必見。

 

また、この2つの物語が繋がりそうで、繋がらない感じで話が進行していくのも面白さの一部かなと思いました。

 

やはり殺人事件が絡んでいるので、半沢みたいにスカッとする感じではなく「あー、そういうことか!」と事件物のミステリーを読み終えた読了感でした。

 

一気読みガチ勢にオススメの一冊です(笑)

 

最後に

正月は予定もすくないので他の池井戸作品も読んでみようと思います。

 

オススメあればぜひ教えてください。