【読書を最近始めた&若い人向けの作品】内閣裏官房 著者:安達瑶
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回は安達瑶さんの「内閣裏官房」を読み終えたのでレビューを書いていきます。
普段はミステリー系やサスペンス系をよく読むのですが、私は正直、少し物足りなさを感じました。
普段からミステリー系やサスペンス系を読まない人、ジャンル問わない雑食系の読者にはオススメかもしれません。
以下内容詳細です
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目次
☆内閣裏官房
著者:安達瑶
価格:770円 |
あらすじ
内閣官房副長官室ーーー
永田町の雑居ビルに人知れずその組織は存在した。
政府与党含の足を引っ張る不祥事や不正を秘密裏に揉み消し、尻ぬぐいする汚れ仕事のプロ集団。
陸上自衛隊出身の精鋭、武闘派女子の上白河レイは突然の辞令を受けて副長官室に転属する。
転属早々、議員秘書の殺害事件に遭遇する。
曲がった事が大嫌いなレイが猪突猛進、忖度なしの裏捜査で真実を追う
書評
こちら読み終えて「いまいち」「普通」「おもしろい」で3段階で総評をするとすれば、「いまいち」寄りの「普通」と思いました。
こちらの評価のマイナスの理由としては
・事件の犯人やトリックに捻りが少なかった
・内閣官房副長官室という話のテーマの割には本書内での組織としての立ち位置が中途半端だった。
・主人公の上白河レイの人物像が最後まで掴めなかった。
・話の結末が割とアッサリしたように感じた。
逆に良かった点としては
・次の展開が読みやすく、スイスイ読み進めることができる。
・悪VS正義という明確な対立のためシンプルな構造で読みやすい。
・ハニートラップ、SNS、ネット炎上など現代の風刺を物語に取り入れており世代問わず親近感が湧きやすい
私の好きな読書のジャンルがミステリーやサスペンスで、そのジャンルをかなり読み漁っており、読む前の期待の相違で、このように表記させて頂きましたが、読書を最近始めた人や若い人には楽しめる作品なのではないかと思います。
最後に
本書のような裏組織になぜか非常にワクワクさせられるのですが、これって私だけでしょうか?