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【怒涛の斜め上展開を行く一冊】乙霧村の七人 著者:伊岡瞬 ※一個だけネタバレあり

おはようございます。

こんにちわ。

お疲れ様です。

 

アオシュウです(@aoshudesu

 

今回、「乙霧村の七人」を読み終えたので書評していきます。

 

 

ホラーかなと思ったのですが予想していた展開を大いに裏切られ、だいぶ斜め上をゆく展開で、読んでいて引き込まれました。

 

私の中の斜め上展開ランキング本1位ですね(笑)

ホラーが苦手な人もお勧めできる1冊です。

 

以下詳細です。

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 ☆乙霧村の七人

著者:伊岡瞬

 

 

あらすじ

 

かつて乙霧村で、戸川稔という男に一家五人が殺されるという凄惨な事件が起きた。

 

あれから二十二年ーーーーー

 

この事件を題材に「乙霧村の惨劇」という作品を書いた泉蓮が顧問を務める大学の文学サークルのメンバー六人が、この村を訪ねる。

 

事件当時と同じ豪雨の中、彼らは斧を持った大男に襲われる。

 

閉ざされた集落で一体何が起きたのか!?旋律のホラー・サスペンス。

 

レビュー

 

買う前の予想した展開は、ある離れの集落で若い男女がが謎の男と生きるか死ぬかの鬼ごっこをする、映画的展開を予想していました。

 

序盤は予想通りの展開で、映画「十三日の金曜日」のようでした。

 

このまま「十三日の金曜日」で行くのかなと思ったら、さすがミステリー作家、伊岡先生。

 

途中からテイストを一新してまさかの展開を用意してきます。

 

読んでいて序盤の展開は予想通りで、ある意味期待外れのように感じ読むのが滞ていましたが、途中から急に色を変えてきたので「おー!」と思ったら最後、本書を一気読みをしていました。

 

ちなみに一個だけネタバレすると「十三日の金曜日」展開なのに現時間軸では人は一人も死にません。

 

ホラーよりサスペンス要素が強い小説と感じました。

 

ラスト怒涛の展開は頭が追いつくのが、やっとなくらい怒涛なので、ぜひ読んで確かめてください。

 

最後に

 

私ホラーマンガとか本は好きです。

 

 

しかしホラー映画とか苦手です。本当に。

 

さいころリングで井戸がガチでトラウマになってました。

 

しかしながら大人になって多少は見れるようになったので、オススメのホラー映画あれば、ぜひ教えて頂ければ嬉しいです