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【ミステリー要素を一冊にまとめた作品】天久鷹央の事件カルテ「魔弾の射手」 著者:知念実希人

おはようございます。

こんにちわ。

お疲れ様です。

 

アオシュウです(@aoshudesu

 

天久鷹央の事件カルテ「魔弾の射手」を読み終えたので、感想書いていきます。

 

 

bluemountain.hatenadiary.com

 

最新作がおもしろかったので、その一個前の作品「魔弾の射手」を読みました。

 

読了して思ったことは最新作の「神話の密室」より「魔弾の射手」が自分は好きだなと感じました。

 

主人公3人の掛け合いがおもしろく、ミステリー作品なのにクスッとできる所はミステリーだからと言って気張らずにリラックスして読むことができます。

 

以下詳細です

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 ☆魔弾の射手

著者:知念実希人

 

 

あらすじ

廃病院で相次ぐ転落死。

不可視の”魔弾”とは?

 

西東京市にある時計山病院。

 

11年前の医療ミスで廃院に追い込まれたこの場所で、一人の看護師が転落死する。

 

死亡状況や解剖結果から自殺が有力視されている中、娘の由梨だけはそれを頑なに否定をした。

 

天医会総合病院の副院長・天久鷹央は彼女の想いに応え、「呪いの病院」の謎を解くことを決意する。

 

死体にまったく傷跡が残らない”魔弾”の正体とはーーーー

 

書評

ドンデン返し、まさかのトリック、知念さんの医療、すべてを詰め込んだ作品です。

 

ラストの怒涛の展開に間違いなく、あなたは釘付けになります。

 

しっかりとした医療根拠を元に普通では思いつかないトリックや展開を生み出すのは読んでいて、さすがだなと思いました。

 

その普通ではないトリックや展開を多く楽しめるのが、この天久鷹央のシリーズの醍醐味です!

 

また主人公の天久鷹央、小鳥遊優、鴻ノ池舞のやり取りが面白く、読んでいてクスッとなる場面が多く読みやすさにも繋がっております。

 

「ミステリーだから」と気構えず、気軽に読める作品です。

しかも中身はミステリー小説としてしっかり描かれているので、「最近ちょっとミステリー本読み始めました」みたいな方にはオススメできる作品です。

 

しかし、シリーズ化されているので今更読みにくいと思っているあなた!

 

大丈夫です。安心してください。

 

過去の作品と紐づけている要素はなく、基本的に一冊で完結する内容なので私みたいに最新作から過去作を読み始めるという暴挙に出ても普通に楽しめます。

 

 

 

最後に

 

全然関係ないですけど、最近、本を置く所がいよいよ無くなってきました。

 

そこでオススメの本棚とかお聞きしたいです。

 

現状カラーボックスしか持ってないので何かオススメ教えて頂けたら、それ買います(笑)