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【まさかの赤ずきんちゃんが名探偵!?】赤ずきん、旅の途中で死体と出会う 著者:青柳碧人

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アオシュウです(@aoshudesu

 

 

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今回は前回このブログでも紹介した「むかしむかしあるところに、死体がありました」の青柳碧人さんの新作「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う」を読み終えたのでそちらの書評をしていきます。

 

 

 

そうです。あの赤ずきんちゃんが主人公です。

 

みなさんが知っている童話をミステリーに仕上げた作品で話の構成やトリックも完璧かつ誰しも一度は聞いたことのある童話の主人公が物語の中心で、イメージしやすくサクサク読むことが可能です。

 

表紙と童話の話のギャップにぜひ、ギャップ萌えしてください!

 

以下詳細です

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 ☆赤ずきん、旅の途中で死体と出会う

著者:青柳碧人

 

 

話の展開

 

前回の「むかしむかしあるところに、死体がありました」は短編集に対して、本作は長編物語となっております。

 

赤ずきんが主人公で、ある場所を目指して旅をします。

 

その道中で様々な事件に巻き込まれ、その事件を赤ずきんがバシバシ解決していく展開です。

 

オススメポイント

 

まず、登場する童話は

・シンデレラ

ヘンゼルとグレーテル

・眠れる森の美女

・マッチ売りの少女

 

この4つの童話になります。

 

この物語をいかにミステリー色に料理するか、読む前は全く想像できないと思います。しかし、読めば分かる、めちゃめちゃ上手く料理されてますやん。

  

童話の原作設定をしっかり生かして話を展開している所はさすがだなと思いました。

 

またミステリー小説でよく使用される倒叙など、ミステリー好きを喜ばせる表現があり、童話の手軽さ、読みやすさ×ミステリーのしっかりとした設定、この2つを本当にうまく絡ませています。

 

特にミステリー好きな人はある意味、新鮮で読んでいて面白いと思うので、ぜひ読んでみてください。

 

最後に

 

現在この作品のシリーズは「昔話」「童話」ときていますが、次出るとしたら「千夜一夜物語アラビアンナイト)」と予想します!

 

この予想けっこう自信あります!

なんなら青柳先生ぜひこの案、採用してください!