【やっぱり映画化・アニメ化などにしやすい作品だなぁ】兇人邸の殺人 著者:今村昌弘
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
アオシュウです(@aoshudesu)
今回、「俺的続篇早く出して。じゃないと死んでしまうランキング1位」の剣崎比留子シリーズの最新作「兇人邸の殺人」を読み終えました。
ちなみに剣崎比留子シリーズと言ってますが要するに
1作目:屍人荘の殺人
2作目:魔眼の匣の殺人
この2作の続篇の三作目ということです。
今回も予想外の○○が出てきて主人公・剣崎&葉村一行をピンチに陥れます。
一作、二作目では間接的に出てくる班目機関。
本作ではいよいよその関係者と接触していきます。
先に言っておきますが間違いなく第4作目が出ます。
今後の続篇でどのような展開になっていくか楽しみです。
以下内容詳細です。
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目次
☆兇人邸の殺人
著者:今村昌弘
あらすじ
”廃墟テーマパーク”にそびえる「兇人邸」。
班目機関の研究資料を探し求めるグループと共に、深夜その奇怪な屋敷に侵入した葉村譲と剣崎比留子を待ち構えていたのは、無慈悲な首切り殺人鬼だった。
逃げ惑う狂乱の一夜が幕開け、同行者が次々と首がない死体となって発見される中、比留子が行方不明に。
様々な思惑を抱えた生存者たちは、この迷路のような屋敷から脱出の道を選べない。
さらに逃走者たちの中に別の殺人者がいる可能性が浮上し・・・
葉村は比留子を見つけ出し、ともに謎を解いて生き延びることができるのか?
レビュー
この物語のおもしろいポイントは2つあります
一つ目は首切り殺人鬼がただの首切り殺人鬼ではない
このシリーズのファンであれば想像つくと思います。
班目機関が関わっているので一筋縄ではいかない殺人鬼が出てきます。
どんなやつかは読んでその目でお確かめください。
二つ目は逃走者の中で起こる殺人事件?の犯人は誰か?
逃走者一団の中で殺人事件のような事が起きます。
その犯人は誰なのか?というミステリー要素がロジカルに組まれておりトリックが分かった時「はぁー(感嘆)」となります。
また逃走者一行の犯人はただの殺人犯ではなく物語の重要なピースになってくるように描いているのも、さすがだなと思いました。
クローズドサークルで繰り広げられる最強な首切り殺人鬼との逃走劇。
逃走者の中に潜む新たな殺人鬼を見つけ出すミステリー要素。
2つを同時並行で楽しめる作品となっております。
そしてラスト、まさかの登場人物は読者を「お前、誰やねん!」と総ツッコミさせ過去作品を再読させること間違いなしです(my体験談)
最後に
作者の今村先生にメッセージ的な感じになってしまいますが、早く続編が読みたいです!
2作目から本作までかなり時間が経ち発刊されましたが、ここまで焦らされたら長く伸ばした首が折れてしまいます(笑)
大人の事情もあると思いますが4作目早めに発行お願い致します。
#今村昌弘に伝われ