【新たなミステリー小説】≪書評≫十字架のカルテ 著者:知念実希人
おはようございます。
こんにちわ。
お疲れ様です。
最近仕事もリモートワークかつコロナの影響で仕事量も少ないので
本を買っては読みを繰り返しています。
アオシュウです(@aoshudesu)
皆さまも是非おうち時間に読書でもいかがでしょうか?
本日ご紹介する一冊は
「仮面病棟」などでも知られる知念実希人さんの
新作「十字架のカルテ」を書評していきます。
まさに「ミステリー新境地」です。
こんな人にオススメ
・ミステリー本慣れしている人
・医療関係の仕事をしている人
以下詳細です
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☆十字架のカルテ
著者:知念実希人
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内容紹介
精神科医の権威・影山司。
ある事件をきっかけに精神科医を目指し
影山司の助手に志願した弓削凛。
彼の助手となり様々な鑑定に立ち合い
犯罪者の心に触れていく。。。
弓削凛が医療の中でスポットが当たりにくい精神鑑定を学ぶ理由とはーーー?
書評
まず「仮面病棟」でも感じたのですが、
著者の知念実希人さんは元医者ということもあり
医療現場の描写がリアルで改めてすごいなと感じました。
天才的な観察力・推理力を持った探偵が、
鮮やかに事件を解決したり防いだりという物語でございません。
物語は犯罪者の精神鑑定を軸に
人間の心の闇について描かれている作品になります。
本書ではストレスが多い現代社会に暮らす
私たちでも発病するような心の病気が描かれており、
とても他人事では無いなと思いました。
まさに現代の風刺画と言っても過言ではないリアル作品になります。
ミステリー本が好きで読んでいるけど、話のパターン一緒
だなと思っているベテラン勢も新たに楽しめる事間違いなしです。
最後に
知念実希人さんの本をガッツリ読んだのが今回始めてでした。
今更かよ!と突っ込まれるかもしれません。
しかしこれから、知念先生の作品をちょっとずつ読んで
知念ワールドに触れていきます。
是非オススメとかあれば教えてください!
価格:1,540円 |